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『Cock 』 を観る その3
題名" Cock ” ならではを象徴するセリフ、キュンとくるベンのセリフ
さわりは、John が M に<浮気>話を切り出すところから始まる。それがこともあろうに<女性!>ということで、M のショックは幾ばくかと思うが、John としてみれば「こうなっちゃたんだからしょうがない。かえって新しい世界が拓けて自分はわくわくしている」くらいに思っている。でも、M のことを好きなことには変わりはない。それが解っていて M がいちゃいちゃしようと近づくと、Johnは「近づかないで!距離を保ってそこに置物の犬のように立ってて!」とか、「僕のために服を脱いで身体をもう一度よく見せてみて」などとねだり、自分の M への気持ちを客観的に見極めようと努める。「おしりの引き締まったその部分が好き」とか、その時、M のあそこが反応して、“象みたい”とエロい状況になってきたりして結局冷静な判断はできない。(この辺りも全てセリフのみで進行し、実際に服を脱いだりはしない。) 形勢が不利になると、上目使いに”Kiss me” と M に甘えてみたり、W が「あなたみたいな人、どうして好きになっちゃったのかしら?!」というくだりがあって、John はすかさず(ちょっと鼻にかかったような声で) ”my eyes!” とはさむ。「目なんだ!他は特にハンサムとは言われないけど、目がいいってみんな言うんだ!」と憎いことを言ったり、M に、「言っとくけど、君は自分で思っているよりいい男じゃないよ。僕がいてラッキーなんだよ、わかってる?」などとしたたか。見た目にゲイらしい服装も化粧もしていない分、このような会話でコケティッシュさ、チャーミングさを醸し出していた。 セックスでは M とはそれほどよくなかったということなのか、W とのセックスがよかったと「彼女のvagina を触ったり見たり・・・それが歓びだ」みたいなことを大声で叫ぶJohn。 この辺全体を題して ultimate bitch fight!(究極のメス犬対決!=痴話げんか) さて、クライマックス?の W とのセックスシーンだが、観客はここでも度肝を抜かれる。 先に述べたように家具は一切ないので当然ベッドもない。会話だけで、徐々にたたみ掛け、盛り上がりは、丸いステージに対角線上に相対して立っている位置から、二人ゆ~っくり、ゆ~っくりとリズムを合わせて横にスウィングしながら、次第に弧を縮めていく。会話もゆ~っくりたゆたうように W が女性経験初めての John を導いていく。 そして最後の瞬間はおでこをくっつけながら、ahh とか oh とか yes!の短い言葉。 その合間に大笑いの会話が入る。 つづく
by ulala1014cat
| 2009-12-08 19:37
| 舞台
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