イギリスの俳優ベン・ウィショーの情報やベンについて。映画, 文学、美術、音楽、自然・・・ベンに通じると思われる美しいものすべて。副題はジョン ・ キーツの詩「エンディミオン」冒頭 より
by ulala1014cat
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『Cock 』 を観る その6

泣いちゃうラスト
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この写真は三幕の最後の方の、W があきらめて去った後、M が John の機嫌をとりなしてやり直しを持ちかける場面。でも、私が観た日(11月25~27日)はこのように John は顔を上げてはいなかった。もうずっと頭を抱えて鼻をずるずるしてうつむきっぱなし・・・。時間にするとかなりの時間 下を向いていたのではなかろうか・・・?(この写真が撮られたのは、プレスナイトの日。確か11月19日。舞台は生もの。どんどん進化していく・・・・・)

M がデザートの用意をして(或いはいたたまれず身を隠し)キッチンにいる間から、W と F にこれからどういう道を選ぶのか、平たく言えば M と W のどちらとやっていくのかの人生最大の決断を迫られる。M が戻ってくるが、チーズケーキどころではない場の雰囲気・・・・・。

もう John の口は貝のように開かない。他の3人固唾をのんで John の口から出る言葉を待つが、とうとう何も出ては来ない。

W はとうとう業を煮やし、去ろうとする。「帰る前にお願い!一度でいいから私を見て!」との心底の懇願にも John は応えようとはしない・・・・・。後ろ髪を引かれるように行ってしまう W。
(この辺、W 役のキャサリンも渾身の演技!)
それでも下を向いて鼻をすすっているだけの John。頭を上げることはできない。

気まずい雰囲気に F が M に「私は帰った方がいいかい?それとも泊まっていこうか?」と聞く。M は「泊まっていって」と頼む。M と John 二人にした方がいいと別室に去る前に「私は二人とも愛してるからね」と言葉を残す。

二人になって M は John に「子どもがほしかったら、色んな手段はあるよ」とか、John がW と夢見たことの提案をあの手この手で持ちかける。やさしくしてみたり、おどけてみたり・・・。
それでも John は泣いたまま。どうしても自分で答えを出すことはできそうにない。

少しして、「頼むから奥の部屋に引っ込んで、僕を一人にして考えさせてくれないか?その方がよく考えられそうだから・・・」とやっとのことで言葉を発する John。でもまたすぐに頭を抱えてうつむく・・・・・。

M もわかっていて、「それが君の genetic laziness (遺伝子学的怠惰さ)なんだよ」みたいな決定打。それでも、次の瞬間には John が顔を上げてここに残ると言ってくれるのを期待もしている。

終盤 M のこの期に及んで無粋なセリフ。「この部屋を出る前にクッションを持って、電気を消すのを忘れないように・・・」(John を奮い立たせるためにわざとなのか、M の几帳面さを強調するためなのか・・・。)

そしてM 自ら 「Yes」 と John が返事した真似 ・・・・。John の応答はなし・・・・・。
M  「Say it(そう言って)」・・・・・。(もうすでに M 役のアンドリューの目にも涙。)
(それから何度もニュアンスを変えた) Say it. (何度も何度も・・・。) Say it. Say it. ・・・・・・・ 
(もう、この辺 観客の胸もつぶれそう!) ・・・・・ Say it.
・・・・・・ Say it. ・・・・・(最後の) Say it.

(幕=lights off)

役者の上手さについて語りたいので、まだつづく・・・
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by ulala1014cat | 2009-12-10 21:35 | 舞台
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